2022年12月11日日曜日

うたの住む家129回〜ウタ族のうた

 今回は前半は舞台美術家の長峰麻貴さんを講師にお迎えして、帽子作りのワークショップでした。

みんなが作った帽子は、同じ素材で作っているのにもかかわらず、それぞれとても個性的!全く違った仕上がりなのですが、みんなでつけてみると同じ色味で作られているせいか、帽子をつけた皆さんがどこかのある一つの民族のように見えました!

「中国奥地の民族?」「南米?」「いや、新しい民族だ!新しい民族の名前はなんだろう??」ということで、いろいろ意見を交わした結果、うたの住む家の民族なので「ウタ族」ということになり、後半は、即興からめーる団主導で、「ウタ族」のうたを作りました。

ウタ族にとって帽子はどんなもの?

ウタ族の言語は?

ウタ族は何を食べる?

と会話をしながら、こんな歌詞ができました。

そんな話をしているうちにREN画伯が書き上げたのが、この絵です。



ウタ族のご飯である「オンプソウ」の解説です。

他にもいくつか絵を描いていただきました。

うたは最初の4行だけメロディがついて、後半はボブさんに作曲をお任せ。

仕上がりが楽しみです!

ウタ族の帽子とウタ族のうたは1/29のミニコンサートで初披露!

お楽しみに!

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♪ウタ族のうた

ウタ族の大事なもの 帽子 帽子 帽子

それはウタ族である 証 証 証

ウタ族は食べる 音符 音符 音符草

食べた音符でできる 帽子 帽子 帽子

音符草をかじると音が出る(ウタタタタタ)

形によって味が違う

色よっても味が違う

味はウタ

音楽最高 ウ〜!

音符があればウタとタだけで会話ができる

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2022年11月12日土曜日

うたの住む家128回ワークショップ〜家でうたう。私の部屋の好きなところ

 今回は沼田里衣さんのファシリテートで、ワークショップが進められました!

まずは、オンラインで皆さんがそれぞれの家から鼻歌をうたう感じでみんなでうたってみました。動きと声を連動させて合唱してみたり、いろいろと試してみると、オンラインですが、面白い響きが重なりあいました。参加者のめいちゃんの「よーい、スカート!」の合図から初めて、かとうさんの手拍子で終わるというルールもできました。

そのあと、4グループに分かれて、それぞれの参加者の家の中で好きなところについて発表しあったところから、グループごとうたを作りました。ラップのようなうたもあれば、詩ができたチームもあれば、メロディと詩によるうたができたチームも。それぞれ個性的なうたができました。

最後に、最初にやった合唱とそれぞれのチームのうたを組み合わせて、1つの曲になりました。この曲も1/29のオンラインコンサートで発表する予定です。お楽しみに!

次回は12/11です。

12/11のワークショップは前半は講師に長峰麻貴さんを迎えて、コンサートに向けた舞台美術づくりのワークショップを、

後半は即興からめーる団による音楽ワークショップを行います。

長峰さんによるワークショップは、事前に参加者の皆さんそれぞれのお宅にお送りした作成キットを使います。

郵送に時間がかかりますので、12/11のワークショップの申し込みは12/2までとさせていただきます。

ご参加を希望される方は、12/2/23:59までに、参加者のお名前、住所、電話番号を添えて、お申し込みください。

お申し込みはこちら。

utanosumuie@gmail.com


2022年10月8日土曜日

うたの住む家ワークショップ127回〜耳をすます

 



井上さん、沼田さん、即興からめーる団がコラボでお送りするワークショップ2回目。今回はオンラインのワークショップ。東京・神奈川はもちろん、青森、奈良、神戸など各地からご参加いただきました。外をお散歩しながらご参加の方も!

今回は、前半井上さん、後半からめーるの進行でワークショップ。

音楽療法士の井上さんのワークショップでは、「聴かれざる声を聴く」音楽療法士の哲学を元に、オンラインでは聞こえてこないけれども、それぞれの場所にいる皆さんがその場で聴いている音に注目することに。

まず、数分間声を出さずに、それぞれの皆さんのいる場所で聞こえてくる音を探し、その後3つのブレイクアウトルームに別れて、発表し合いました。そして、聴こえた音についてその時にご自身の気持ちや状況なども交えた文章を作っていただきました。そうすると、それぞれの皆さんが聴いている音についてのお一人お一人の詩が完成。メロディは付いていないのに、言葉から音が聞こえてくるとても音楽的な詩がたくさんできました。

その後、即興からめーる団に進行をバトンタッチ。音を聴いてみた感想を元に、音についてのうた「耳をすます」ができました。

♪耳をすます

耳をすますと 

音が生まれる 想いが生まれる

みんなが聴いた音を尋ねたら 

一人一人の気持ちが見えた

私の気持ちもあたたかくなった


次回は11/12です。ご参加お待ちしています!

お申し込みはこちら。

utanosumuie@gmail.com


2022年10月1日土曜日

うたの住む家ワークショップ126回〜久しぶりの対面ワークショップ

 

うたの住む家5年ぶりの対面ワークショップでした。
本日のワークショップ講師は即興からめーる団に加え、音楽療法士の井上勢津さん、音楽魔法士の沼田里衣さん。参加者の皆さんはいつものうたの住む家メンバーに加えて、たくさんの方がいらしてくださいました。
まずは自己紹介とどんなうたが聴いてみたいかをお一人お一人に伺います。
子どもたちはそれを輪の真ん中で紙にメモ_φ(・_・



そのあとに、うたの住む家のテーマをご紹介。レギュラーメンバーとみんなで歌いました。
その後、ワークショップの本編へ。

まずは井上さんの進行でワークショップが進みます。
ノルウェーの曲に合わせて、自己紹介をしたり、楽器を鳴らしたり、落ち着いた雰囲気で始まりました。ノルウェーテイストのピアノ伴奏に、参加者の皆さんの音が重なって美しかったです。
次は沼田さんの進行です。沼田さん作曲の「うた」といううたをみんなで歌ってみました。
ルールに合わせて声を出すコンセプチュアルな曲で、皆さんの発する言葉の重なりが楽しい。

最後は即興からめーる団の進行で楽器を皆さんで演奏。最初に皆さんに「聴いてみたいうた」を伺った時に、踊れる曲という意見があったので、最後の曲はノリノリなダンスミュージックを作ることに。一人ずつ短いフレーズを重ねていって曲のベースを作り、そこに短い歌をつけ、「たのしいうた」という曲ができました。

♪たのしいうた
赤い花 黄色い花
清々しい空 白い雲

次回以降はオンラインワークショップになります。世界中どこからでも参加できます。
ご参加お待ちしています!
お申し込みはこちら。



2022年5月6日金曜日

うたの住む家とは

 


うたの住む家は、即興からめーる団(赤羽美希+正木恵子)が企画する、多様な人と「うた」を共同作曲するプロジェクトです。2007年から活動を開始しました。最初の拠点となったのは、「三田の家」(慶應義塾大学と三田商店街振興組合が共同で運営)。2013年に「三田の家」が閉鎖された後、2016年に「両国門天ホール」を第二の拠点として活動を再開しました。2020年からはコロナ禍ということもあり、オンラインでうたづくりを続けています。

うたの住む家の活動は、ワークショップとコンサートの2つから成ります。

参加者は公募制で、ファシリテーターのもと、公募の参加者がみんなで一つのうたを作っていきます。

ワークショップのファシリテーターは即興からめーる団をはじめ、ボイスパフォーマー、作曲家、振付家、演出家、美術家など様々な分野のアーティストが勤めてきました。

ワークショップにはこれまでに0歳から101歳まで幅広い年齢の方が参加しています。主宰の即興からめーる団がうたづくりにおいて大切にしているのは、「その人がその時その場にいなければ作り得ないうたをつくること」です。ファシリテーターと参加者とがみんなで会話をしながら、その場で出てきた言葉をつないで、歌詞を作理、メロディーもみんなではなうたをうたいながら、紡いでいきます。そうすることで、出来上がったうたは一人ひとりの参加者や参加者同士の関わり、その時の状況等のドキュメントとなっています。

ワークショップで作ったうたは、ワークショップ参加者とアーティストが一緒になってコンサートで披露していきます。

これまでに行ったワークショップは125回、コンサートは15回(2022年5月現在)です





2022年1月21日金曜日

うたの住む家オンラインミニコンサートのアーカイブ

 

2022年1月9日に開催したうたの住む家オンラインミニコンサートの様子はこちらからご覧頂けます!

2022年1月9日日曜日

うたの住む家オンラインミニコンサート

 




うたの住む家オンラインミニコンサート、無事終了!

なんと、うたの住む家の公演15回記念でした。

オンラインで一緒に一斉に声を出して歌うのが難しいなかで、オンラインで手話で合唱してみたり、いろいろ試みてみました。

コンサートの後のシンポジウムでは、登壇者の方々にうたの住む家の面白さを語ってもらい、うたの住む家にとってとても記念すべき1日になりました!

うたの住む家ワークショップ125回〜リハーサル

 


13時のオンラインミニコンサートのYouTubeライブ配信に向けて、午前中からリハーサル。
準備万端いい感じです!



2022年1月8日土曜日

うたの住む家ワークショップ124回〜うたの住む家オンラインのテーマpart2

1月9日のオンラインミニコンサートに向けて、リハーサル。
まずは、10月から作った3曲の出来上がり映像を確認。
その後、12月に作ったおめでとうのうたのタイトルがないので、決めることに。
今回のコンサートにあたって、うたの住む家の初期からリコーダーで参加してくれている氏家くんに、再び今回もリコーダーでも参加してもらいたい!と考えて、氏家夫婦に事前にオブリガートやうたを収録してもらい、みんなのうたと映像でコラボする動画を作成しました。その動画の中で、氏家夫婦がブルガリア語でおめでとうという意味の「ポズドラブレニア」という言葉歌ってくれていたことから、その言葉をとって、「ポズドラブレニア/ おめでとう」というタイトルになりました!
ポズドラブレニアはキリル文字です。
れんくんが手書きで書いてくれたのがこちら。素敵♪


それから、うたの住む家のテーマに合わせたパフォーマンスも考えました。
今回は、色紙やハンカチとZOOMのフィルター機能を使ったパフォーマンスです。
パフォーマンス後に今回のミニコンサートに向けて作ったうたの住む家オンラインのテーマpart2の歌詞がこちら。

うたの住む家オンラインのテーマ part 2

芸術的で音楽的なうたのいえ
インターネット オンラインのうたのいえ
世界のみなさん こんにちは
いろんな時間に こんばんは


明日はいよいよミニコンサートです!